こういった悩みを抱えるお母さんお父さんに向け悩みを解決します。
小学生の子どもが将来なりたい人気職業ランキングに「Youtuber」がランクインしており、子どもにとってYouTubeはないものにはできないほどになっています。
YouTubeは子ども向けコンテンツも多数あり、子どもが夢中になって見たい気持ちはよくわかります。
一方で、親として対策すべき注意点があることも事実です。
当記事では、子どもがYouTubeを見るメリット・デメリット、注意点と対策について紹介していきます。
当記事の内容
- 子どもにYouTubeを見せるメリット・デメリット
- YouTubeを見せる時の注意点と対策
※今回の内容はYouTubeに興味を持ち始める2歳くらい~の子どもを持つお父さん、お母さんに向けて発信しています。
読み進める時間がない方のために先にまとめておきます。
YouTubeを見せる時の対策は「YouTubekids」で解決!
「YouTubekids」とは子ども向けのコンテンツのみが見れるアプリです。
- 子供向けの動画が優先できる(子供に相応しくない動画をフィルタリングできる)
- 利用時間を制限するタイマー機能がついている
- アイコンが大きく操作しやすい
筆者のプロフィール
筆者のまめみです。
2015年生まれの息子をもつ母です。
数年前まで6年間保育園の先生をやっていました。
200人以上の子どもと毎日触れ合っていたものの、
いざ出産して自分の育児の大変さを痛感!
すっかり賢くなってきたけどまだまだ甘えん坊な息子との毎日は宝物。
子どもと映画やアニメを見る時間が大好きです。
子どもにYouTubeを見せるメリット・デメリットってなに?
それではまずはデメリットからお伝えします。
子どもにYouTubeを見せるデメリット①見せすぎることにより失うことがある
YouTubeは、視聴者を引き付ける仕組みが用意されています。
YouTube長時間視聴の仕組み
- 関連動画、自動再生
- 1本の動画が10分程度と短い
次々に面白そうな動画が流れてくるので、ついついやめるタイミングを逃して長時間視聴してしまうことがあります。
↓こちらの記事にも書いた通り、わが家ではYouTubeを見せられだけ見せるのを試してみたら何時間でも平気で見続けました。
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子どもが長時間YouTubeを視聴し続けることで起きる問題点は以下の通りです。
YouTubeを見ることを否定するわけではありませんが、見続けることで失うことが大きいといったことは子どもにYouTubeを見せる上で親として注意してみないといけませんね。
子どもにYouTubeを見せるデメリット②エルサゲート問題
エルサゲートとは、「子供向け動画のフリをして、中身は暴力、性的、残酷」といった動画です。
エルサゲートの語源
不適切動画で使用されることが多かった有名アニメ映画「アナと雪の女王」のエルサの名と、政治スキャンダルを呼ぶ際に使われる英語の接尾語を合わせた造語です。
実際に記事で動画をお見せすることはできませんが、以下のような動画です。
- 人気キャラクターが嘔吐する、排泄するシーンがずっと流れる
- キャラクター同士が銃やナイフを使って攻撃する暴力的・残虐的な動画
- ホラー映画のワンシーンを想像させる、骨折や流血などの過剰な残虐シーン
「スマホ育児」が広がる今、親が知らぬ間に子どもの目に入ってしまったら、間違いなくショックを受けることでしょう。
問題になってから3年ほど経っていますが、削除されていても未だに残っている動画は存在しています。
エルサゲートが子どもの目に入らないように、注意したいところです。
YouTubeを見せることのデメリットをお伝えしましたが、もちろんメリットもあります。
メリットを2つ紹介します。
子どもにYouTubeを見せるメリット①知識・発想の柔軟さが得られる
YouTubeには、色んな番組があります。
色んなユーチューバーが競うようにいろいろなネタを動画で発信しているので、その発想の柔軟さがすごくて面白いです。
面白い番組を見ることによって子どもにとって多様な視点で物事を見るきっかけとなると思います。
うちの息子は3歳の時、どこで覚えたの~という言葉を突然言うことがありました。
親子のコミュニケーションで言葉を覚えていくことは大切ですが、補助的なものとして知識や発想が豊かになるツールがあるのは嬉しいですよね。
子どもにYouTubeを見せるメリット②集中して静かに見てくれる
ぐずった時はYouTubeを見せれば大抵おさまります。
親は家事や仕事に忙しないので、いつでも構ってあげられるわけではありません。
ちょっと手が離せないという時にYouTubeは助かるアイテムですよね。
どちらかというと子どものというよりも、大人のメリットのほうが大きいかもしれません。
これまでYouTubeを見せることのメリット・デメリットについて触れてきました。
『子どものYouTube』デメリットに対する対策
YouTubeを見せることによる注意点のあさらいと対策は以下の通りです。
1つずつみていきましょう。
YouTubekidsの利用
長時間視聴を防ぐ対策でまず初めに思いつくことは、視聴時間を制限することです。
この視聴時間をしっかり守れる画期的なアプリが『YouTubekids』です。
YouTubekidsの特徴
- 子供向けの動画が優先できる(子供に相応しくない動画をフィルタリングできる)
- 利用時間を制限するタイマー機能がついている
- アイコンが大きく操作しやすい
YouTubekidsではタイマー機能がついているので、事前にみてもいい時間を決めてその時間に合わせてタイマーをセットすれば長時間視聴を防ぐことができます。
また、YouTubekidsには動画のフィルタリング機能もついているので、エルサゲートの対策としても有効です。
とはいえ、YouTubekidsの動画解析はコンピューターが行っているため、エルサゲートはYouTubekidsでも防ぎきれないとされています。
時々子どもがどんな動画を見ているのか、履歴のチェックはした方が良さそうです。
動画配信サービスの利用
エルサゲートを排除したいという場合、YouTubeでは無理です。
エルサゲートの投稿者がまだいる以上、存在してしまうのは否めないです。
どうしてもエルサゲートを見せたくない方は、YouTubeの代わりに有料の動画配信サービスを利用してみてはいかがでしょう。
Hulu、U-NEXTなどの動画配信サービスは色々ありますが、子供向けのコンテンツが充実しています。
子ども専用のアカウントを作る動画配信サービスも多いので、安心して子どもに見せることができますよ。
有料の動画配信サービスであれば、エルサゲートを見せてしまったなんてことは起きないですよ。
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子どものYouTube視聴の対策|まとめ
もう一度『子どものYouTube』デメリットに対する対策を見ておきましょう
YouTubeはデメリットばかりではなく、メリットもたくさんあるので完全に見せない方がいいなんてことはありません。
そのため、危険性をしっかり理解して時間を決めて親の目の届く場所で適切に子どもに見せていきたいですね。